東京, 9月6日, /AJMEDIA/
松野博一官房長官は5日の記者会見で、中国が8月に公表した新しい国土地図を巡り、沖縄県・尖閣諸島に関する「中国側の独自の主張に基づく表記」があったとして、外交ルートを通じて厳重に抗議し、即時撤回を求めたと明らかにした。
係争地、軒並み「自国領」に 中国の新地図に各国反発
地図は、尖閣諸島を中国名の「釣魚島」と表記した。これに対し、松野氏は「歴史的にも国際法上も疑いのないわが国固有の領土だ」と反論。「国民の生命・財産と、わが国の領土・領海・領空を断固として守る方針の下、冷静かつ毅然(きぜん)と対応する」と強調した。