愛子さま、初の被災地視察 仮設集会所を訪問、高齢者気遣う―石川・七尾

東京, 5月18日, /AJMEDIA/

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さま(23)は18日、新幹線で石川県入りし、能登半島地震の被災地の復興状況を視察された。愛子さまが地震などの被災地を訪問するのは初めて。

 愛子さまは金沢市から七尾市に移動し、仮設住宅の入居者向け集会所を訪れた。高齢者が椅子に座って行う体操を見学した後、腰をかがめ目線を合わせて懇談。「仮設住宅に入られるまでは大変でしたか」などと気遣う言葉を掛けた。

 続いて「和倉温泉お祭り会館」を視察。昨年は地震を受け中止され、今年再開した祭りの山車「でか山」の展示を見て「お祭りは人が集まる機会になりますね」と述べた。

 会館では地震や豪雨の被災現場で活動した金沢大の学生ボランティアとも面会し、「どういう仕組みがあればボランティアをしやすくなりますか」などと熱心に質問。温泉街関係者から復興への取り組みについても説明を受けた。

 19日には志賀町で仮設店舗を視察するなどし、同日夜に新幹線で帰京する。

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