東京, 11月28日, /AJMEDIA/
2024年に築城400年を迎える島原城(長崎県島原市)では、23年2月まで天守閣外壁などの改修工事が行われている。工事期間中、城全体は工事用シートに覆われているが、そのシートに描かれた「島原らしさ」あふれるデザインが、訪れる人々を楽しませている。
シートには、市内の湧水から注がれる水路を泳ぐコイや、郷土料理の「具雑煮」などを装飾。城の指定管理者である島原観光ビューローの依頼で、九州産業大学造形短期大学部(福岡市)の学生らがデザインを手掛けた。
城内を見学する観光客らがシートをバックに記念撮影する様子も見られる。島原観光ビューローでは、工事シートを外した後も築城400年イベントの機運醸成のためにシートを活用していく考えだ。