東京, 12月12日, /AJMEDIA/
岸田総理大臣はイスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、11日夜、UAE=アラブ首長国連邦のムハンマド大統領と電話で会談し、人道状況の改善や事態の沈静化に向けて引き続き連携していくことを確認しました。
両首脳による電話会談は11日午後7時すぎからおよそ15分間行われました。
この中で岸田総理大臣は、UAEで開かれた国連の気候変動対策の会議、COP28の首脳級会合について「成功裏に開催された」と祝意を述べたのに対し、ムハンマド大統領は日本の支援などに謝意を示しました。
その上で岸田総理大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、戦闘が再開され、南部を含むガザ全域に拡大していることに強い懸念を示すとともに、人道状況の改善のためのパレスチナへの支援を速やかに届けるべく取り組んでいることを伝えました。
これに対し、ムハンマド大統領からは、事態の沈静化に向けた外交努力や人道面での対応について説明があったということです。
そして両首脳は、人道状況の改善や事態の沈静化に向けて、国連安全保障理事会の場を含め、引き続き連携していくことを確認しました。