東京, 10月27日, /AJMEDIA/
岸田総理大臣は、経団連の十倉会長らと懇談し、官民で連携してデフレ脱却を目指したいという考えを強調しました。
岸田総理大臣は26日午後、東京 江東区で開催されているジャパンモビリティショーを訪れ、ロボットが災害現場で物資やけが人を運ぶデモンストレーションを視察しました。
そして、経団連のモビリティ委員会の委員長を務める十倉会長や日本自動車工業会の豊田章男会長らと懇談しました。
この中で、十倉会長らは、ほかの国に負けない投資環境を整備することや、中堅・中小企業の投資を後押しすることなどを要望しました。
これに対し、岸田総理大臣は「わが国はこれまで30年間続いたデフレの悪循環から完全脱却できるかどうかや、新たに熱量の高い経済ステージに移れるかどうかのまさに正念場にある」と述べました。
そのうえで、「これまでの賃上げや国内投資への積極的な取り組みなどを高く評価しており、日本経済の大きな流れを後戻りさせず来年につなげていく。デフレ完全脱却に向けて、官民ともに力を合わせていきたい」と述べ、官民で連携してデフレ脱却を目指したいという考えを強調しました。