東京, 9月11日, /AJMEDIA/
岸田総理大臣は訪問先のインドから帰国し、13日行う内閣改造と自民党の役員人事に向けて調整を本格化させます。
これまでに自民党の森山選挙対策委員長を、政権の要職で起用する方向で検討を進めています。
G20サミットなどへの出席のため、インドを訪れていた岸田総理大臣は、一連の日程を終え、午前7時すぎ、政府専用機で羽田空港に帰国しました。
岸田総理大臣は10日夜、現地で行った記者会見で「関係の方々と調整を進め、早ければ13日に自民党の役員人事と閣僚人事を行うことを考えている」と述べ、13日、内閣改造と自民党の役員人事を行う意向を表明しました。
12日にかけて与党幹部らと会談するなど、調整を本格化させます。
岸田総理大臣は、自民党の麻生副総裁と茂木幹事長を留任させる方向で検討しているほか、森山選挙対策委員長も政権の要職で起用する方向で検討を進めています。
森山氏は、農林水産大臣や党の国会対策委員長などを務めた経験があり、与野党に幅広い人脈があることで知られています。
今回の人事では、政権の骨格をどの程度維持するかや、全体の規模、それに女性閣僚が増えるかどうかなどが焦点となります。