東京, 04月04日 /AJMEDIA/
岸田総理大臣は、今年度採用された国家公務員の合同研修にビデオメッセージを寄せ、国民が直面している内外の難しい課題を乗り越え新たな時代を切り開くため、職務にまい進してほしいと訓示しました。
この中で岸田総理大臣は「使命感を抱き、晴れて国家公務員の道を歩み出した皆さんを心から歓迎する」と述べました。
そして、国際社会は歴史的な転換点にあるとして、食料・エネルギー問題や気候変動、それに少子化や経済の再生など国内外の課題を指摘しました。
そのうえで「『変化』の時代にあって、国民が直面する難しい課題に『先送りせず必ず答えを出す』との覚悟をもって一つ一つ答えを見いだし、新たな時代を切り開いていくことが政府や国家公務員の使命だ」と強調しました。
そして「ぜひ誇りを持ち、いま心の中にある初心や志を実現するべく、おのおのの仕事に『勇往邁進(ゆうおうまいしん)』してほしい」と訓示しました。
また、能登半島地震への対応をめぐり「被災者に寄り添った息の長い取り組みが求められるので、それぞれの立場で力を尽くしてほしい」と述べました。