東京, 11月05日, /AJMEDIA/
フィリピンを訪れていた岸田総理大臣は、一連の日程を終え、次の訪問国マレーシアに向けて出発しました。アンワル首相と会談し、中国の海洋進出を念頭に安全保障分野で協力強化を図りたい考えです。
3日からフィリピンを訪れていた岸田総理大臣は、3日夜、マルコス大統領と会談し、新たな支援の枠組みを通じて沿岸監視レーダーを供与することで合意したのに続いて4日、フィリピン議会で演説し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持に向けて連携強化を訴えました。
一連の日程を終えた岸田総理大臣は、日本時間の4日午後5時ごろ、次の訪問国マレーシアに向けて出発しました。
5日にアンワル首相との首脳会談に臨み、中国が海洋進出の動きを強めていることを念頭に、安全保障分野で協力強化を図りたい考えです。
また投資環境の整備やエネルギーを含めた経済分野の協力などをめぐっても意見を交わすほか、来月、東京で開くASEAN=東南アジア諸国連合との特別首脳会議の成功に向けて連携を呼びかける方針です。