岸田首相 カンボジア首相と会談 北朝鮮への対応協力などを確認

東京, 12月18日, /AJMEDIA/

岸田総理大臣は、日本を訪れているカンボジアのフン・マネット首相と会談し、18日朝、弾道ミサイルを発射した北朝鮮への対応に協力していくことを確認したほか、安全保障分野の協力強化を進めるため、新たに防衛次官級の協議を創設することで一致しました。

会談は、日本とASEAN=東南アジア諸国連合の特別首脳会議などに合わせて、18日午後、総理大臣官邸でおよそ30分間行われました。

この中で岸田総理大臣は、18日朝の北朝鮮によるICBM級の弾道ミサイルの発射について「昨晩に続いて弾道ミサイルの発射を強行したことは、明白な国連安保理決議違反で、地域の平和と安定を脅かすものだ」と強く非難しました。

その上で両首脳は、北朝鮮のすべての大量破壊兵器と弾道ミサイルの完全かつ検証可能で、不可逆的な廃棄の実現に向けて協力していくことを確認しました。

また、安全保障分野の協力強化を進めるため、部隊の交流などに加え、新たに防衛次官級の協議を創設することで一致しました。

このほか、両首脳はデジタル分野での協力を進めることや、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエル・パレスチナ情勢といった国際社会の共通課題に連携して取り組むことを確認しました。

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