東京, 1月7日, /AJMEDIA/
七草の節句の7日、岐阜県高山市の神社でことし1年の無病息災を願う祭りが行われ、春の七草が入った七草がゆがふるまわれました。
高山市の飛騨一宮水無神社では、毎年1月7日の七草の節句に合わせて1年の無病息災を願う「七草粥祭」が行われています。
7日は午前9時から神社の本殿で神事が行われ、地元で収穫されたスズナやスズシロなどの春の七草が入った七草がゆが奉納されました。
その後、参拝者におよそ300食分の七草がゆがふるまわれ、訪れた人たちは雪が積もった境内で七草がゆを口に運びことし1年の無病息災を願っていました。
ことしで77歳になるという男性は「おいしいです。77歳になるいいタイミングで食べられました。血圧や血糖値が高いので改善と維持ができる1年にしたい」と話していました。
七草がゆを用意した神社の氏子の婦人会の三宅幸恵会長(70)は「災害がなく平和な世界になること、皆さんの健康を願って心を込めてつくりました。にっこり笑って食べて下さるのでありがたいです」と話していました。