東京, 12月11日, /AJMEDIA/
神奈川県小田原市の観光名所、小田原城で1年のほこりを落として新年を迎えるための「すす払い」が行われました。
小田原城では毎年この時期にすす払いが行われていて、11日は城を臨時休館にして管理事務所の職員4人が大掃除にとりかかりました。
職員らは、敷地内から切り出した長さおよそ5メートルの竹のささを使って、天守閣や門にたまったほこりを丁寧に落としていました。
城の管理事務所によりますと、昨年度の天守閣の入場者数は前の年よりおよそ6万人多い58万9000人で、管理事務所は新型コロナが感染症法上の5類に移行されたことなどが背景にあるとみています。
大阪から旅行で来た50代の女性は「休館で残念でしたがいい光景を見られました」と話していました。
小田原城総合管理事務所の押田健一副所長は「天気もよく例年どおりきれいになったと思います。4月には桜も咲くので、より多くの方に来てほしい」と話していました。
小田原城の天守閣の開館は、
▽年内が今月30日まで
▽来年は1月1日からとなっています。