東京, 12月2日, /AJMEDIA/
小型のスマートフォンは、何年も前から珍しい代物になってしまった。そうした状況は、2025年以降も続くとみられている。サムスンとAppleの次期デバイスに関するニュースやリークが事実だとしたら、両社は今後、スマートフォンのラインアップを一新し、その結果として、より大きな画面にさらにシフトしていくことになるだろう。
XでIce Universeとして活動し、これまで多くの情報をリークしてきた著名リーカーによると、サムスンはフラッグシップシリーズ「Galaxy S」の無印モデルの提供を2026年に終了する可能性があるという。これが本当なら、私たちはGalaxy Sシリーズの最小モデル(現行のシリーズだと6.2インチの「Galaxy S24」)に別れを告げなければならなくなる。米CNETは「Galaxy S26」の計画についてサムスンの担当者にコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。
一方、Appleは、低価格で小型の「iPhone」である「iPhone SE」の新モデルを発表するとうわさされている。しかし、MacRumorsとBloombergによると、画面サイズは4.7インチから6.1インチに大型化し、ミニモデルというよりは標準のiPhoneに近い感じになる見通しだという。
総合的に考えると、これらのニュースは、Appleが2022年に「iPhone mini」をラインアップから削除した後、小型スマートフォンが姿を消しつつある可能性を示す最新の兆候にすぎない。消費者がより大型の画面を求めていることと、ディスプレイ技術の進歩によって、小型スマートフォンは廃れつつある存在になってしまった。
スマートフォンの大型化は止まらない
巨大IT企業は2024年、モバイルデバイスにさらに大型の画面を搭載することに成功した。例として、Appleとサムスン、Googleの主要な製品の画面サイズが2023年から2024年にかけてどのように変化したのかを見てみよう。