東京, 1月25日, /AJMEDIA/
将棋の八大タイトルの1つ、「王将戦」七番勝負の第2局が25日京都市で始まり、このタイトル4連覇を目指す藤井聡太七冠(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑みます。
「王将戦」七番勝負の第2局は京都市伏見区の伏見稲荷大社に設けられた対局室で25日から始まりました。
対局は午前9時に始まり、先手の藤井七冠が飛車先の歩を突くと、後手の永瀬九段は角道を開けて応じ、その後は序盤の駒組みを進めていました。
去年、八大タイトルのうち、7つを防衛した藤井七冠は「王将戦」がことし最初の防衛戦で、今回の七番勝負を制すれば、このタイトル4連覇となり、第1局では白星をあげています。
一方、永瀬九段は去年「王座戦」で藤井七冠に挑みましたが1勝もできずに敗れていて、今回は雪辱を期して初めての「王将」獲得を目指します。
2人は練習将棋を指す研究仲間としても知られ、タイトル戦で顔を合わせるのは4回目、公式戦の対戦成績は藤井七冠が19勝、永瀬九段が7勝となっています。
第2局の勝敗は26日午後に決まる見通しです。