東京, 3月2日, /AJMEDIA/
将棋の八大タイトルの1つ、「棋王戦」五番勝負の第3局が新潟市で始まりました。藤井聡太七冠(22)が勝って3連勝でタイトル3連覇を決めるか、初めてのタイトル挑戦となる増田康宏八段(27)が1勝を返して望みをつなぐか、注目されます。
「棋王戦」五番勝負の第3局は、新潟市のホテルに対局室が設けられ、挑戦者の増田八段が先に入室し、続いて藤井七冠が盤の前に座りました。
対局は午前9時に始まり、先手の藤井七冠が飛車先の歩を突くと、後手の増田八段も同様に歩を動かして応じ、その後は大駒の角を交換して序盤の駒組みを進めていました。
「棋王戦」五番勝負はここまで藤井七冠が2連勝してタイトル防衛に王手をかけていて、2日の対局に勝つとこのタイトル3連覇となります。
一方、増田八段は今回が初めてのタイトル挑戦です。
藤井七冠が勝って3連覇を決めるか、増田八段が1勝を返して初タイトルに望みをつなぐか、第3局の勝敗は2日午後に決まる見通しです。