東京, 4月15日, /AJMEDIA/
赤沢亮正経済再生担当相は15日、訪米を前に記者会見し、関税を巡る米政府との交渉について「簡単なプロセスではない」との認識を示した。その上で、「米国が実現したいことが何なのか理解し、関税以外の手法を探る」と説明。非関税障壁の見直しなどを交渉材料にする考えを示唆した。
赤沢氏は会見で、「関税を一方的に課されたことは遺憾だ。一日一日、わが国の企業の利益が削られている」と米国を批判。相互関税の上乗せ分が7月上旬まで90日間停止されたことを念頭に、「可能な限り早期に成果を挙げるのが、考えられるスケジュール感も含むすべてだ」と語った。