東京, 9月20日, /AJMEDIA/
安倍晋三元首相の国葬を1週間後に控えた20日、警視庁はJR東京駅(東京都千代田区)で無差別テロなどへの警戒状況を報道陣に公開した。同庁は多くの人が集まるターミナル駅に部隊を配置するなど、態勢を本格化。今後、他県警などから派遣される警察官も加え、厳戒警備に臨む。
東京駅構内のコインロッカーでは、爆発物を検知する警備犬が不審物の有無を確認。機動隊員らはJR東日本社員と連携し、新幹線のホームや改札で警戒に当たった。
同庁丸の内署の前田敦署長は「万全の警備態勢を取っていきたい。警戒警備に皆さんのご協力をいただきたい」と話した。
同庁は来日する外国要人の移動に備え、国葬前日の26日から3日間、都内の首都高速道路や一般道の一部で交通規制を実施する。時間や区間などは同庁HPで確認できる。