宇宙飛行士 大西さん搭乗の宇宙船打ち上げ目標3月12日に前倒し

東京, 2月12日, /AJMEDIA/

日本人宇宙飛行士、大西卓哉さんの宇宙での長期滞在について、NASA=アメリカ航空宇宙局は大西さんが乗る宇宙船を打ち上げる目標を3月12日に前倒しすると発表しました。

宇宙飛行士の大西卓哉さんは、アメリカやロシアの3人の飛行士とともに、アメリカの民間企業スペースXの宇宙船に搭乗し、国際宇宙ステーションにおよそ半年にわたって長期滞在する予定です。

NASAは11日、大西さんの乗る宇宙船の打ち上げを、3月12日を目標に行うと発表しました。

これまで3月下旬以降としていた目標を前倒しする形となります。

国際宇宙ステーションには現在、ボーイングが開発中の宇宙船の不具合により、当初の予定を変更して去年6月から滞在を続けているアメリカの宇宙飛行士、2人がいます。この2人は大西さんらの到着後に、地球に帰還することが去年、決まっていましたが、アメリカのトランプ大統領は、1月、SNSに「2人を迎えに行くようイーロン・マスク氏とスペースXに依頼した」と投稿していました。

今回の前倒しについて、NASAは、新しく製造した宇宙船を使用するという従来の計画を変更し、飛行実績がある機体を再利用することで可能になると説明しています。

大西さんは9年前の2016年、ロシアの宇宙船「ソユーズ」で初めての宇宙飛行を行い、国際宇宙ステーションにも滞在していて、今回は2度目の長期滞在となります。

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