東京, 01月24 /AJMEDIA/
天皇皇后両陛下は、正倉院の宝物を後世に受け継ぐため忠実に再現して作った品々を紹介する展覧会をご覧になりました。
天皇皇后両陛下は、23日午後4時半すぎ、東京 渋谷区の明治神宮ミュージアムに到着されました。
会場には、奈良の正倉院に収められている宝物を専門家が忠実に再現した作品など30件余りが展示されていて、両陛下はこのうち貝殻装飾の技法を駆使した正倉院を代表する宝物の1つを再現した「模造・螺鈿紫檀五絃琵琶」をご覧になりました。
この作品の弦には、上皇后さまが育てられた「小石丸」という蚕の繭が使われていて、説明役によりますと、両陛下は「どういう音が鳴るのでしょうね」とか「こういう風に役立っているのはありがたいです」などと話されていたということです。
この展覧会は、来月25日まで開かれています。