東京, 01月20 /AJMEDIA/
大阪・関西万博の実施主体の博覧会協会は12日に、会場内への食品の持ち込みを原則として禁止すると発表しましたが、協会幹部は19日に、この方針をいったん白紙としたうえで、再検討していることを明らかにしました。
博覧会協会は、大阪・関西万博の会場に持ち込めるものについて、12日にガイドラインを公表し、セキュリティー対策の強化や食中毒対策を理由に、ベビーフードなどを除いて、弁当をはじめとした食品の持ち込みを禁止する方針を示していました。
こうした中、博覧会協会の幹部は19日に、記者団に対して、この方針をいったん白紙としたうえで再検討していることを明らかにしました。
理由について協会幹部は、入場時のX線検査の方法についての検証が不十分だったことなどから、見直しによって、検査にかかる時間を短縮できる可能性が出てきたためだとしています。
博覧会協会は、改めて食品の持ち込みについて検討したうえで、ガイドラインを公表したいとしています。