東京, 01月17 /AJMEDIA/
大相撲初場所は4日目、横綱昇進に向けて初日から3連勝とした大関 霧島は、平幕の翠富士と対戦します。
霧島は3日目の15日、先場所、優勝を争った21歳の熱海富士に持ち前の動きのよさを生かして寄り切って勝ち、3連勝としました。
4日目の16日は平幕の翠富士との一番が組まれました。
過去の対戦では4勝2敗と勝ち越していますが、直近で対戦した去年の名古屋場所では「下手投げ」で敗れています。
霧島としては、小兵の翠富士に対して差し手を許さずに組み止めて動きを封じ、主導権を握りたいところです。
一方、初日から3連敗を喫している翠富士としてはなんとか差して懐に入り込み、得意の「肩透かし」や投げ技に持ち込めれば勝機が見えてきます。
また、15日、阿炎に勝って、連敗はしなかった横綱 照ノ富士は、結びの一番で豪ノ山と初めて顔を合わせます。
照ノ富士は豪ノ山の激しい突き押しを重い腰を生かして、組み止めることができるのか、豪ノ山は距離を取りながら一気に攻め切ることができるかがポイントとなりそうです。
このほか、初日から3連勝の関脇 琴ノ若は21歳の熱海富士と対戦、2日目から横綱と大関に連勝した関脇経験者の若元春は、今場所最後の大関戦となる豊昇龍との一番に臨みます。