東京, 2月11日, /AJMEDIA/
昨年9月の大相撲秋場所後に大関になった大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=の昇進披露宴が11日、東京都内で開かれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、新横綱の豊昇龍ら約1500人が祝福した。
大の里は「改めて身が引き締まる思い。結果で返したい」と決意。昨年の能登半島地震・豪雨から復興途上にある故郷を思い、引き出物には地元の伝統工芸「輪島塗」の箸を入れたという。
昭和以降最速となる初土俵から所要9場所での大関昇進を果たした一方、その後は看板力士として優勝争いに絡めていない。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)はあいさつで「次の横綱候補と言われるように鍛え上げる」と述べた。