東京, 4月13日, /AJMEDIA/
元RIZIN二階級王者・堀口恭司(34=ATT)が、6月21日(土・現地時間)アゼルバイジャンにて開催される『UFCファイトナイト・バクー』に出場すると、12日にSNSで発表。相手はロシアのタギル・ウランベコフだ。この待望のUFC初戦について、堀口は自身のYouTubeチャンネルで詳細を語った。
YouTubeに公開した動画で、堀口は「UFCの初戦が決まりましたので、皆様にご報告したいと思います」と挨拶し、今年3月のRIZIN香川大会で発表されたUFC参戦について触れ、ついにその第一戦が決定したことを報告した。
本大会はUFC初のアゼルバイジャン大会。堀口の初戦はフライ級マッチとなり、同級ランキング10位のウランベコフと対戦する。
対戦相手について堀口は、身長170cmと自身(165cm)より高く、「打撃も出来て寝技も出来る、凄いやりづらい選手」と分析しつつも、「別に(身長は気にならない)。みんなデカいからな俺より」と意に介さない様子。過去に対戦した、身長178cmのダリオン・コールドウェルを引き合いに出し、身長差への対応に自信も見せた。
ウランベコフはUFC戦績6戦5勝1敗。堀口が所属するATT(アメリカン・トップ・チーム)の選手2名にも勝利している実力者で、元Fight Nights Globalフライ級王者の33歳だ。
堀口は既にウランベコフの試合映像をチェックしており、「対策、練習もバッチリです」と力強くコメント。試合の話自体は、「(UFC参戦を発表した)RIZIN香川大会の前から、その大会(バクー大会)になるかもしれないと聞いていた」と明かした。
初めて訪れるアゼルバイジャンでの試合となるが、「やることは変わらないからね」と平常心を保つ。長距離移動や時差についても、「(アメリカから)日本にいつも行って試合やってるんだから、まぁまぁ良い方なんじゃない?」と、これまでの経験から問題ないと語った。減量後の食事や気候へのケアも、しっかり行うという。
最後に堀口はファンに向けて、「しっかりぶっ飛ばしてくるんで、皆さん楽しみにしてください!応援よろしくお願いします!」と熱いメッセージを送った。
アゼルバイジャンの地で行われる堀口のUFC初戦。試合は現地時間で6月21日、日本時間では翌22日となる。強豪ウランベコフを相手にどのような戦いを見せるのか、注目が集まる。