国民審判、最初に向き合う 自民・小泉進次郎氏インタビュー―総裁選

東京, 9月8日 /AJMEDIA/

 ―衆院解散・総選挙のタイミングは。

 できるだけ早期に解散したい。

 ―選挙情勢の分析は。

 厳しいが、最初に向き合わなければいけないのは、国民の審判を仰ぐことだ。信なくば立たずだ。

 ―獲得議席の目標は。

 今、それを語るのは控える。

 ―消費税増税への考え方は。

 私の政権では考えない。

 ―経済対策については。

 物価高の影響を踏まえて低所得者、年金生活者、中小・小規模事業者に届く経済対策の策定を指示したい。税を動かすことは時間がかかる。給付拡充の方がスピード感を持って届けられる。

 ―策定の時期や規模は。

 迅速に取り組みたい。規模ありきではなく、必要なものを積み上げることが大事だ。

 ―防衛増税の考えは。

 岸田政権が決めた防衛力の抜本強化、予算増額は引き継ぐ。「ちゃぶ台返し」は全く考えていない。

 ―同性婚への考えは。

 全国の自治体でパートナーシップ制度など多様な形が導入され始めている。国民の理解がどこまで社会に深まっていくか見ていきたい。

 ―政治改革、規制改革、選択肢拡大の三つの改革を1年以内にできなかった時は。

 責任と覚悟を持ち、必ず1年でやりきるよう、全身全霊で向き合う。

 ―1年後にどのような日本になるのか。

 自分らしく、気持ちに正直に生きられる社会に向け、一歩進んだと思ってもらえるようにしたい。

 ―中央省庁再編の考え方は。

 必要性は否定しないが、仮に首相になったら、1年でやる三つの改革で、霞が関にフル回転してもらいたい。その時に省庁再編にエネルギーを向けるのは現実的なことではない。

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