東京, 4月3日, /AJMEDIA/
囲碁の七大タイトルの一つ、「十段戦」で、挑戦者の芝野虎丸九段(25)が、タイトルを持つ井山裕太三冠(35)に勝ち、3連勝でタイトル獲得を果たしました。
「十段戦」の五番勝負は、タイトルを持つ井山三冠に、挑戦者の芝野九段がこれまで2連勝していました。
第3局は、長野県大町市で行われ、3日午後6時すぎに、289手までで先手の芝野九段が井山三冠に中押し勝ちしました。
芝野九段は3連勝で、2024年に井山三冠に奪われた「十段」のタイトルを奪還しました。
対局後、芝野九段は「内容としては難しい碁が多かったが、最後まで集中して戦うことができたと思う」と振り返っていました。
敗れた井山三冠は「チャンスの多い碁もあったと思うが、全体的に、こちらのパフォーマンスがまずすぎたと思う」と話していました。