東京, 01月10日, /AJMEDIA/
大河ドラマ「光る君へ」の放送開始に合わせて、紫式部役を務める吉高由里子さんらが7日、京都市内の神社を訪れ、ドラマを無事に終えることができるよう祈願しました。
「源氏物語」の作者、紫式部の人生が描かれる大河ドラマ「光る君へ」は7日から放送が始まり、これを前に、7日午後、紫式部役を務める吉高由里子さんと、藤原道長役を務める柄本佑さんが京都市北区にある上賀茂神社を訪れました。
世界遺産になっている上賀茂神社は、紫式部や藤原道長も参拝したと伝わるゆかりのある場所で、2人は神職から神社の歴史などについて説明を受けたあと、国宝に指定されている本殿を参拝し、ドラマを無事に終えることができるよう祈願しました。
この後、京都市内のホールでは、午後6時からのBSでの放送に合わせて「光る君へ」のパブリックビューイングが行われ、会場に集まったおよそ700人が平安時代に思いをはせながら画面に見入っていました。
紫式部とゆかり 福井 越前市でもパブリックビューイング
また、紫式部とゆかりのある福井県越前市でもパブリックビューイングが行われました。
越前市は、「源氏物語」の作者、紫式部が1年余りの間、暮らしたとされています。
初回の放送に合わせて越前市では7日夜、市内のホールで、パブリックビューイングが行われ、抽せんで選ばれて集まったおよそ400人が平安時代に思いをはせながら画面に見入っていました。
放送のあと、同じくパブリックビューイングを行っている京都市と中継がつながり、主演で紫式部役の吉高由里子さんらが演じる人物像や見どころなどを紹介していました。
この中で吉高さんは、越前市について「紫式部にゆかりがある場所で、越前和紙に興味があるので、機会があれば行ってみたい」と話していました。
坂井市から来た60代の男性は「感動しました。地位や格差など上下関係がある時代の登場人物を演じる俳優の姿に見入ってしまいました」と話していました。
また、30代の女性は「越前市が今後、どのように物語と関係していくのかが楽しみです」と話していました。