東京, 5月30日, /AJMEDIA/
人事院は30日、2025年度春の国家公務員採用試験で、中央省庁の幹部候補となる総合職(大学院修了・大卒程度)の合格者数が1793人(前年度1953人)だったと発表した。女性の合格者数は630人で、全体に占める割合は35.1%で過去最高となった。
人事院は合格者数の減少について、専門試験を課さない秋試験へのシフトが進んでいることが影響したとみている。競争率は6.7倍で過去最低を更新した。
大学別では、東京大がトップを維持したものの、過去最少の171人。次いで京都大が112人、早稲田大と北海道大がともに76人で続いた。