東京, 7月13日, /AJMEDIA/
【台北時事】台湾を訪問している南米パラグアイのペニャ次期大統領は12日、総統府で蔡英文総統と会談し、「今後5年間、必ず台湾、中華民国の側に立ち続ける」と述べ、自らの任期中、外交関係を維持すると表明した。ペニャ氏は8月に大統領に就任する。
台湾との関係強化表明 蔡総統から祝福の電話―次期パラグアイ大統領
パラグアイは南米で唯一、台湾と外交関係がある。「一つの中国」原則を掲げる中国が巨額の経済支援を武器に台湾の外交相手を切り崩す中、4月の大統領選では台湾との関係を見直すかどうかが争点となった。
ペニャ氏は会談で「台湾は長年にわたり国家発展の経験を私たちと共有してくれた」と謝意を示し、「(台湾支持は)パラグアイ国民の最も強い決意だ」と強調した。蔡氏は「自由と民主主義の最前線に共に立ち、世界の平和と安定に貢献できるよう希望する」と語った。