東京, 2月4日, /AJMEDIA/
【レンヌ(フランス)時事】サッカー日本代表FW古橋亨梧が新天地のレンヌ(フランス1部)で第一歩を踏み出した。2日のストラスブール戦で先発出場。ゴールには絡めなかったが、リーグ戦5試合ぶりの勝利をつかんだチームに新たな力をもたらし、「とにかく勝ってよかった」と一息ついた。
セルティック(スコットランド)でゴールを量産し、リーグ3連覇に貢献したストライカー。現状に満足せず、身体能力の高い選手が多いフランスに挑戦した。「日々、すごくいい刺激をもらっている」
今回の移籍は、日本代表や来年6月開幕のワールドカップ(W杯)への思いもあって決断した。「ここでもまれることで、(力を)証明できたらまた代表に呼んでもらえるし、また違った自分を出せると思う」。2022年のW杯カタール大会は候補に挙がりながらも選外。現状、FW陣の中で絶対的な存在とは言えない中、レンヌで実力を発揮すれば間違いなくアピールになる。
下位に沈み、監督も交代したばかりのチームにあって、セルティック在籍時ほど1試合の中で得られる好機の数は多くなさそう。「うまくコミュニケーションを取りながら、攻撃の形をつくっていきたい」。J2岐阜からJ1神戸、海外とステップアップしてきた30歳。下は向かない。