東京, 9月13日, /AJMEDIA/
東京 練馬区の区立中学校の校長が少女のわいせつな画像を所持していたとして逮捕された事件を受けて、緊急の保護者会が開かれ、出席した保護者からは、生徒たちへの影響を心配する声や、教育委員会や学校の対応の遅さを疑問視する声が出されました。
練馬区立三原台中学校では、12日夜に緊急の保護者会が開かれ、区教育委員会と学校が校長の逮捕について謝罪したあと、経緯を説明しました。
そして、生徒の体調や心理面への影響を調べるため、全校生徒にアンケートをとったり、カウンセラーによる相談体制を強化する方針などを示しました。
一方、保護者からは「子どもたちへの影響が心配だ」とか「去年11月に被害の相談があってから、対応に時間がかかりすぎではないか」などといった意見が出ました。
保護者会に出席した3年生の母親は「被害の相談のあと、調査が行われている間も校長でいたことには疑問を持った。すでに卒業した子どもも含めて、心のケアをしてほしい」と話していました。
また、別の生徒の父親は「誠実に仕事をしている、ほかの教員を裏切っており、校長に対しては納得がいっていない」と話していました。