北朝鮮 キム総書記のロシア到着を発表 労働新聞などで

東京, 9月13日, /AJMEDIA/

北朝鮮は、4年ぶりとなるロシア訪問に出発したキム・ジョンウン(金正恩)総書記が、専用列車で国境沿いのロシア極東のハサンに12日の朝、到着したと発表しました。キム総書記は13日にも2回目となるプーチン大統領との首脳会談に臨む見通しで、軍事協力の拡大などをめぐって意見を交わすとみられています。

13日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、4年ぶりとなるロシア訪問のため、今月10日に専用列車で首都ピョンヤンを出発したキム・ジョンウン総書記が、12日の朝、国境沿いのロシア極東のハサンに到着したと伝えました。

キム総書記は駅で、ロシアのコズロフ天然資源環境相らの出迎えを受けた際、新型コロナウイルスの感染拡大後、初めての外国訪問だとした上で「両国関係の戦略的重要性を重視する立場をはっきりと示している」と述べたということです。

公開された写真では、チェ・ソニ外相のほか、いずれも軍の元帥であるリ・ビョンチョル氏とパク・チョンチョン氏らに加えてカン・スンナム国防相が同行しているのが確認できます。

その後、キム総書記は「訪問地に向けて出発した」としていますが、具体的な場所には触れていません。

キム総書記は13日にも、2回目となるプーチン大統領との首脳会談に臨む見通しで、軍事協力の拡大などをめぐって意見を交わすとみられています。

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