北朝鮮外相 核武力政策を米などが非難したとして反発する談話

東京, 10月01日, /AJMEDIA/

北朝鮮のチェ・ソニ外相は核開発をめぐり憲法を修正したことをアメリカなどが非難したとして反発する談話を発表し、「最も強力かつ圧倒的な対応力」で対抗するとけん制しました。

北朝鮮のチェ・ソニ外相は、アメリカなどが国連安全保障理事会の非公開会合で、北朝鮮が憲法を修正し核武力政策を明記したことを非難したとして、反発する談話を9月30日発表しました。

談話では「アメリカをはじめ、敵対勢力がわれわれに非核化を強要し、核保有国としての憲法上の地位を奪おうとするなら、最も重大な主権侵害とみなす」と反発しています。

また、安保理に対しても米韓合同軍事演習などを念頭に「アメリカとその追従勢力が絶えず続ける軍事挑発を完全に無視し、わが国の合法的な主権行使のみを問題視するのは二重基準だ」と非難しています。

そのうえでチェ外相は「敵対勢力のあらゆる企図を最も強力かつ圧倒的な対応力で抑止し、核保有国の地位を徹底的に守っていく」と対抗措置を示唆して、けん制しました。

北朝鮮は去年、チェ外相が、日米韓3か国による首脳会談に反発する談話を発表した翌日にICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」を発射した経緯があり、関係国は警戒を続けています。

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