東京, 01月15 /AJMEDIA/
ロシアと北朝鮮は、北朝鮮のチェ・ソニ外相が今月15日からロシアを公式訪問すると発表しました。ロシアによるウクライナへの攻撃で北朝鮮から供与された弾道ミサイルが使われたとして、両国への非難が強まるなか、さらなる連携強化を強調する見通しです。
ロシアと北朝鮮は、北朝鮮のチェ・ソニ外相が今月15日から17日までの3日間の日程で、ラブロフ外相の招きに応じてロシアを公式訪問すると、14日、発表しました。
チェ外相は、去年10月に北朝鮮を訪れたラブロフ外相と会談し、ことしと来年の両国外務省の交流計画を締結していました。
今回の訪問の目的などは明らかにされていませんが、ロシアによるウクライナへの攻撃で北朝鮮から供与された弾道ミサイルが使われたとして、欧米などから両国への非難が強まるなか、両外相はさらなる連携強化を強調する見通しです。
また、去年9月の首脳会談で話し合われたプーチン大統領の北朝鮮訪問について協議する可能性もあります。
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、去年の末に行った演説で欧米に対抗する国との関係を一層発展させるとの方針を示していました。