北口、男子競歩に金期待 サニブラウンら表彰台挑戦―世界陸上

東京, 3月12日, /AJMEDIA/

 陸上の世界選手権東京大会で、日本は表彰台を狙える実力者をそろえて臨めそうだ。前回大会覇者で、昨夏のパリ五輪女子やり投げでも金メダルに輝いた北口榛花(JAL)は、「会場に足を運んで、生で応援してくださるとうれしい。そこで金メダルを取れるように頑張りたい」。自国開催での2連覇達成を思い描き、あと60センチに迫るアジア記録(67メートル98)更新も見据える。

 男子競歩で35キロの川野将虎(旭化成)、20キロの山西利和(愛知製鋼)はともに世界記録保持者。川野は3大会連続のメダル獲得に向けて、「記録に満足せずに、さらに上を目指す」。2019、22年大会覇者の山西も「新しいトライとして優勝を狙いたい」と3度目の頂点へ意気込む。

 男子110メートル障害で前回5位の泉谷駿介(住友電工)、パリ五輪5位の村竹ラシッド(JAL)も表彰台が射程圏。同100メートルで2大会連続入賞のサニブラウン・ハキーム(東レ)、同3000メートル障害でパリ五輪8位の三浦龍司(SUBARU)、女子中長距離の田中希実(ニューバランス)も上位を目指す。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts