東京, 12月15日, /AJMEDIA/
14日のニューヨーク外国為替市場では、来年、日米の金利差が縮小するという見方から円を買ってドルを売る動きが続き、円相場は一時、1ドル=141円台半ばまで値上がりしました。
FRB=連邦準備制度理事会が13日に公表した会合の参加者による政策金利の見通しで、来年は少なくとも年3回の利下げが想定される内容だったことなどから、利下げへの期待が広がりました。
市場関係者は「14日に発表された小売統計は市場予想を上回ってプラスに転じたが円買いの動きをかえるほどにはなっていない。投資家の関心は来週開かれる会合で日銀の植田総裁が今後の金融政策についてどういった方針を示すのかに移っている」と話しています。