東京, 12月29日, /AJMEDIA/
28日の東京外国為替市場は、アメリカで来年、早期に利下げが行われるとの見方を背景に円高ドル安が進み、円相場は1ドル=140円台後半まで値上がりしました。
アメリカで来年、早期に利下げが行われるとの見方を背景に、アメリカの長期金利は一時、およそ5か月ぶりの水準まで低下し、日米の金利差の縮小が意識されて円を買ってドルを売る動きが強まりました。
午後5時時点の円相場は、前日と比べて1円97銭円高ドル安の1ドル=140円80銭~82銭でした。
これは、ことし7月以来の円高水準です。
一方、ユーロに対しては、前日と比べて1円12銭円高ユーロ安の1ユーロ=156円50銭~54銭でした。
ユーロは、ドルに対して1ユーロ=1.1115~17ドルでした。
市場関係者は「来年、アメリカでは早期に利下げが行われるという観測が広がっている。日米の金融政策の方向性の違いから、市場では金利差の縮小が改めて意識されている」と話しています。