東京, 11月15日, /AJMEDIA/
共産党の志位委員長は、日本維新の会と国民民主党は、改憲や原発の推進などで自公政権に同調する勢力で、野党ではないと批判しました。
共産党は、13日に示した来年1月の党大会の決議案の中で、日本維新の会と国民民主党について、自民・公明両党とともに「悪政4党連合」だと表現したうえで、「行き詰まった自公政権を延命させる役割を担っている」と批判しています。
志位委員長は14日の記者会見で、日本維新の会と国民民主党について「改憲や戦争国家づくりをあおり、今の健康保険証の廃止や原発推進などにことごとく賛成している。自民・公明両党と連合を組んでいる事実を述べただけだ」と主張しました。
そのうえで「現政権の問題点を正面からただし、政治のあり方を変えていくのが野党の仕事だ。対決しないのは野党とは言えない」と批判しました。
一方、国民民主党の玉木代表は記者会見で「互いに違いもあるが、われわれも国民生活のために政治をしていて、その政策を切って捨てて『悪政4党連合』と呼ぶことは控えてもらいたい。レッテル貼りのようなことをせず、真摯(しんし)な政策議論をさせてもらいたい」と反論しました。