全日空と日航、欧州便ルート変更 ロシア上空避ける

東京, 3月4日, /AJMEDIA/

 全日本空輸と日本航空は3日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、4日に予定している欧州便の飛行ルートをロシア上空から変更して運航すると明らかにした。全日空は成田―ブリュッセル線の航路を中央アジア上空に切り替える。ルート変更により、飛行時間は約12時間から約15時間半に増えるという。成田発は旅客便、復路は貨物便として運航する。
 ロシア上空を通る4日の羽田―パリ、ロンドン、フランクフルト各線の旅客便計8便は欠航する。5日も4日と同様に、成田―ブリュッセル線1往復を中央アジアルートで運航する一方、羽田―ロンドン、フランクフルトなどの計8便は欠航する。
 日本航空は4日に予定する羽田―ロンドン線の1往復について、米国のアラスカ上空を通る航路に変更。飛行時間は往路で約3時間増える。羽田―パリ、ロンドン、ヘルシンキと、成田―フランクフルトの各線は、それぞれ1往復欠航する。羽田―モスクワの新規予約は当面停止する。

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