東京, 2月21日, /AJMEDIA/
船井電機(大阪府大東市)の破産手続き開始決定を不服とし元環境相の原田義昭会長が取り消しを求めて申し立てていた許可抗告について、東京高裁が認めない決定を出していたことが21日、分かった。原田氏側は今後、申請中の民事再生法の適用に注力するという。
船井電機を巡っては昨年10月、東京地裁が破産手続きの開始を決定。原田氏側は「債務超過ではない」と主張して取り消しを求めていたが、東京高裁は今月13日付で原田氏の取締役の地位に疑義があり、抗告できる立場にはないとの見解を示した。