東京, 11月25日, /AJMEDIA/
世界文化遺産に登録された新潟県佐渡市の「佐渡島(さど)の金山」を巡り、韓国政府は25日、朝鮮半島出身労働者がかつて暮らした同市の「第四相愛寮」跡地で、独自の追悼行事を執り行った。朴※(※吉を2つ横並び)熙駐日大使や遺族9人ら約30人が黙とうをささげ、花を手向けた。
朴氏は「約80年前に佐渡鉱山(金山)に強制的に動員され、過酷な労働で亡くなった韓国人労働者に深い哀悼の意を表し、謹んで冥福を祈る」とあいさつ。「鉱山の歴史の裏には韓国人労働者の涙と犠牲があったことを私たちは永遠に忘れない」と表明した。
その上で「つらい歴史が記憶され続けるよう韓日両国が心を込めて努力していかなくてはならない」と訴えた。