京都 南座 年末恒例の顔見世興行を前に「まねき上げ」

東京, 11月26日, /AJMEDIA/

京都の南座で年末恒例の顔見世興行が行われるのを前に、歌舞伎俳優の名前が書かれた看板を掲げる「まねき上げ」が行われました。

京都市東山区にある南座の顔見世興行は江戸時代から続く恒例の催しで、「まねき上げ」は出演する歌舞伎俳優の名前などが書かれた看板を飾り、大入りになるよう縁起を担ぎます。

ことし掲げられる看板は59枚で、26日は午前9時から作業員が足場にのぼり、最後の1枚となった人間国宝の片岡仁左衛門さんの看板を掲げました。

訪れた京都市の73歳の女性は「『まねき上げ』を見ると、年末が近づいてきたとわくわくした気持ちになります。初おろしの着物で観劇するのを習慣にしていて、ことしも楽しみにしています」と話していました。

南座の小林雄次郎支配人は「毎年この時期に公演できる喜びをかみしめて、1日1日大切に運営していきたい。南座と歌舞伎のすばらしさを多くの人に知ってもらえればありがたい」と話していました。

南座の顔見世興行は12月1日から22日まで行われます。

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