東京, 11月2日, /AJMEDIA/
九州北部と中国、四国では2日未明から午前にかけ、前線や台風21号から変わった低気圧の影響で大雨になる所があった。長崎県では未明に発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生した。東海道・山陽新幹線は午前中に運転を一時見合わせ、再開後も遅れが生じた。
大雨の中心は次第に東へ移動しており、気象庁は西日本では同日夜まで、東日本では3日まで警戒し、突風や落雷に注意するよう呼び掛けた。
長崎県松浦市では2日午前9時40分までの24時間雨量が378ミリ、山口県岩国市では午前11時40分までの同雨量が275ミリに上り、いずれも地点ごとの11月の観測史上最多記録を更新した。松山市付近では午前11時半までの1時間雨量が約100ミリとの記録的短時間大雨情報が発表された。
3日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、四国200ミリ、東海180ミリ、関東甲信と北陸、近畿、中国、九州北部120ミリ。