中国空母「山東」 沖縄県の南の太平洋航行を確認 3回目 防衛省

東京, 10月29日, /AJMEDIA/

防衛省は、中国海軍の空母「山東」が28日、沖縄県の南の太平洋を航行し、戦闘機の発着が行われたのを確認したと発表しました。この空母が太平洋で確認されたのは3回目で、防衛省が警戒と監視を続けています。

防衛省によりますと、28日午前7時ごろ、中国海軍の空母「山東」やミサイル駆逐艦など合わせて5隻が沖縄県の宮古島の南およそ460キロの太平洋を航行しているのを確認しました。

空母では戦闘機やヘリコプターの発着も確認したということです。

日本の領海への侵入はなく、航空自衛隊によるスクランブル=緊急発進も行っていないということです。

「山東」は2019年12月に就役した中国では初めての国産の空母で、防衛省が太平洋での航行を確認したのは先月以来3回目です。

防衛省は、中国が遠方の海域で空母などの運用能力の向上を図っているとみて警戒と監視を続けています。

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