東京, 10月20日, /AJMEDIA/
上川外務大臣は、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のグランディ難民高等弁務官と会談し、イスラエル・パレスチナ情勢をはじめ、世界で紛争が絶えない中、難民支援に協力して取り組むことで一致しました。
上川外務大臣と、日本を訪れているUNHCRのグランディ難民高等弁務官との会談は19日、外務省で行われました。
この中で上川大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢に触れ、「テロ攻撃を断固として非難するとともに、罪のない一般市民が置かれている人道状況が日に日に深刻さを増していることを憂慮している」と述べました。
これに対し、グランディ氏は「紛争の増加などで世界が分断する中、『人間の安全保障』を掲げる日本こそが、世界の団結をリードできる」と日本の役割に期待を示しました。
そして両者は、難民や避難民の支援に引き続き協力して取り組むことで一致しました。