東京, 2月26日, /AJMEDIA/
三菱重工業は26日、オーストラリア海軍の新造艦計画で候補となっている海上自衛隊「もがみ」型護衛艦の輸出に向け、首都キャンベラに臨時事務所を設置したと発表した。もがみ型の製造元として豪政府からの技術的照会に機敏に対応するとともに、日本政府と一体となって売り込みを進める。
豪政府は次期フリゲート艦のベースとなる候補をもがみ型とドイツの艦艇の二つに絞っており、年内に選定する。日本政府は昨年末に官民合同推進委員会を立ち上げ、産官連携でもがみ型の採用を目指しており、近く同型の護衛艦「のしろ」の豪寄港も予定している。