東京, 10月24日, /AJMEDIA/
ロシア下院は24日、プーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が6月に署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」批准法案を可決した。批准に必要な法案は今月14日、プーチン氏が提出していた。近く上院の承認、大統領の署名を経て成立し、ロシア側の一連の手続きが完了する。
韓国政府などによると、北朝鮮はウクライナ侵攻を支援するため、ロシアに兵士を派遣。ロ朝は有事の際の相互支援をうたう同条約に基づき、事実上の「軍事同盟」として協力を強化することになりそうだ。
北朝鮮側で条約が批准されたかどうかは明らかになっていない。ルデンコ外務次官(アジア担当)は「(批准が)遅れることはないだろう」とタス通信などに語った。