東京, 8月27日 /AJMEDIA/
日本の新たな主力ロケット「H3」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は「防衛通信衛星」を搭載する次の4号機の打ち上げを10月20日に行うと発表しました。
「H3」は日本の主力ロケット「H2A」の後継機として開発され、去年、初号機の打ち上げに失敗しましたが、その後、対策が講じられ、ことし、2号機と3号機の打ち上げに成功しています。
JAXAは、次の4号機の打ち上げをことし10月20日の午後3時42分に鹿児島県の種子島宇宙センターで行うと発表しました。
「H3」の4号機には、防衛省が部隊どうしの情報共有などで運用する「防衛通信衛星」の3号機が搭載されることになっています。
これまでの主力ロケット「H2A」は来月打ち上げが予定される49号機と、次の50号機で運用を終え、その後は「H3」に完全に移行する計画となっていて、JAXAは、安定した運用に向けて打ち上げを成功させたいとしています。