東京, 12月21日, /AJMEDIA/
東京オリンピックの男子マラソンで6位に入賞し、パリ大会の代表選考レースでも3位に入った大迫傑選手が取材に応じ「順位を競うレースに対するモチベーションはあるが、世間の熱量と僕の熱量には差があり、何としてもオリンピックに出たいという思いを持っているかというとそうではない」と、パリ大会に対する率直な思いを語りました。
東京オリンピックの男子マラソンで6位に入賞した大迫選手は、ことし10月のパリ大会の代表選考レースで3位に入り、残る2つの代表選考レースで設定記録の2時間5分50秒より速いタイムで走る選手がいなければ、大迫選手が2大会連続でオリンピックの日本代表に内定します。
20日に報道陣の取材に応じた大迫選手は「走れるなら走れたで、順位を競うレースに対するモチベーションは非常にあるが、世間の熱量と僕の熱量には差があり、何としてもオリンピックに出たいという思いを持っているかというと、そうではない」と、パリ大会への率直な思いを語りました。
そのうえで「あらゆるところでベストを尽くして、世界と近づくだけというフラットな意識でいる」と述べました。
そして、オリンピックの代表選考につながる、残る2つのレースに出場するかどうかについては「思っていることを遠くない未来に発表できると思う」と述べるにとどまり、明言しませんでした。