東京, 11月19日, /AJMEDIA/
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第5戦、フィンランド大会は18日、男子シングル後半のフリーが行われ、18歳の三浦佳生選手がトップを守ってシリーズ初優勝を果たすとともに、2年連続のグランプリファイナル進出を決めました。
フィンランドのエスポーで行われている大会は18日、男子シングル後半のフリーが行われました。
前半のショートプログラムでトップに立った三浦選手は、冒頭から立て続けに連続ジャンプを決めて勢いに乗り、3つ目のジャンプ、4回転サルコーでは高い出来栄え点を獲得しました。
このあともすべてのジャンプを着氷するなど大きなミスなく演技を続け、フリーでは全体の2位となる181.02をマークしました。
三浦選手は、合計274.56で逃げきり、グランプリシリーズ初優勝を果たしました。
今シーズンは、第2戦のカナダ大会でも2位に入っていて、昨シーズンに続いてシリーズの上位6人で争うグランプリファイナル進出を決めました。
また、三浦選手は、ショートプログラム、フリー、合計ともに今シーズンの自己ベストを更新しての優勝で、「優勝できてすごくうれしい。ファイナルでも結果を残せるように帰ってからもしっかり練習したい」と話していました。
2位は佐藤駿選手で、冒頭の4回転ルッツで4点台の高い出来栄え点を獲得するなどフリーでは三浦選手を上回る182.93のトップの得点をマークしましたが、合計273.34で三浦選手にわずか1点余り及びませんでした。
前半4位だった島田高志郎選手は、ジャンプの安定感を欠いて得点を伸ばせず2つ順位を落として6位でした。