トランプ氏 コロラド州“立候補資格ない”に不服 最高裁に上訴

東京, 01月04日, /AJMEDIA/

アメリカのコロラド州の裁判所が、3年前の連邦議会への乱入事件にトランプ前大統領が関与したと認定したうえで、大統領選挙に向けて立候補する資格がないという判断を示したことについて、トランプ氏は、不服として連邦最高裁判所に上訴しました。

アメリカ西部コロラド州の最高裁判所は先月、3年前にトランプ前大統領の支持者らが連邦議会に乱入した事件について、「反乱」にあたり、トランプ氏が関与したと認定したうえで憲法の規定を踏まえ、トランプ氏には、ことし11月の大統領選挙に向けたコロラド州の予備選挙に立候補する資格がないという判断を示しました。

トランプ氏は3日、これを不服として連邦最高裁判所に上訴しました。

提出した書面のなかでトランプ氏は「議会乱入事件には関与していない」と主張するとともに、立候補資格がないという判断の根拠となった憲法の条項は、そもそも大統領には適用されないなどと反論しています。

トランプ氏の上訴を受けて、連邦最高裁が判断を示すまでの間、コロラド州での判断の効力は停止されることになります。

トランプ氏の立候補資格を巡っては、東部メーン州でも州務長官が先月、トランプ氏に資格はないという判断を示したほか、同様の訴えは全米の半数以上の州で出され、複数の州の裁判所で審理されていて、連邦最高裁の判断によっては、ほかの州に影響を与える可能性があります。

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