東京, 5月22日 /AJMEDIA/
トランプ前米大統領の陣営は21日、暗号資産(仮想通貨)による献金の受け付けを始めると発表した。選挙用ウェブサイトに、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を利用できる献金専用ページを開設した。陣営は、党指名を確実にした主要候補が暗号資産による献金を受け付けるのは初めてとしている。
多額の裁判費用を抱えるトランプ氏としては、選挙資金集めの裾野を広げると同時に、11月の大統領選に向け、デジタル資産業界や規制緩和を志向する有権者の支持を獲得する狙いがありそうだ。今月8日には業界幹部を集めた会合で、「民主党は暗号資産を敵視している」などと述べていた。